こんにちは、東京近郊で外国人から世界の家庭料理が学べる料理教室「グローバルキッチンスタジオ」です。
先日10月15日(日)に初のブラジル料理教室が開催されました!
担当は日系ブラジル人2世の三浦マリエ先生です。
ブラジルの公用語はポルトガル語なのですが先生は普段はポルトガル語の先生や翻訳業、NHKラジオのポルトガル語講座のアナウンサー等をされていらっしゃいます。
お写真でも雰囲気が伝わると思いますがとっても優しく素敵な方です♪
そしてブラジル料理クラスはとても人気で講座を公開してからあっという間にすべて満席となってしまいました。
ブラジル料理というと「シュラスコ」のような肉料理や豆料理のようなイメージですが、世界中からたくさんの移民が集まってできた比較的歴史の若い国ですので、実はとても多様な食文化が混ざり、その料理は日本からすると珍しくとても魅力的なんです。
ということでいつも通りお写真と共に当日の様子を振り返りたいと思います。
まずはブラジルで子供のおやつとしても親しまれている塩味のケーキ「ボーロ・サウガード」の材料を切っていきます。最近は日本でも「ケーケ・サレー」として少しずつ知名度が上がってきているメニューだそうです。
ケーキの生地をミキサーで混ぜます。今回、先生の料理のアシスタントさんもお手伝いに来て頂きました♪
続いてカボチャとココナッツフレークを使ったデザート「Doce de abóbora com coco」を作ります。秋のハロウィンにぴったりのデザートですね。蒸したカボチャを使います。
お砂糖もたっぷり入れて甘く仕上げます。
こんな感じでとっても美味しそうです。ブラジルではカッテージチーズを添えて食べるのが一般的だそうで、今回もカッテージチーズを添えて頂きました。たっぷりのココナッツの香りが口いっぱいに広がって個人的にはとても好きでした。
続いて魚介類のココナッツミルク煮込み「ムケッカ」を作ります。たっぷりのタマネギを「デンデーオイル」というヤシの実で作られた南米のオイルを使って炒めます。これがあるのとないのとでは味と香りが違ってくるのだそうです。この黄色い色もデンデーオイルの色です。
ココナッツミルクやシーフード、タラの切り身等が入りエキスがいっぱいの美味しそうなルーが出来上がっていきます。
このルーをお米や「ピロン」というキャッサバ芋の粉で作った付け合わせと一緒に食べるのですが絶品でした。特に付け合わせのピロンがクセになる味でみなさんピロンをおかわりされておりました。
そして前菜のオクラとトマトの炒め物を作っていきます。作り方も簡単で味付けもシンプルですが南米っぽさもありとても便利な1品でした。
オクラの緑とトマトの赤が鮮やかです。
そして「ボーロ・サウガード」が焼き上がりました。これもとってもフワフワで美味しかったです。
ということでいつも通りワインで乾杯します。ブラジルトークやお仕事のお話などでとても盛り上がりました♪
途中、付け合わせのピロンの作り方を先生が実演して下さいました。ムケッカのスープにキャッサバ芋の粉を加えて作ります。これがなんとも言えない食感と味でクセになるんです。みなさんから大人気でした。
ムケッカ、ライス、ピロンを一皿に盛り付けます。こうやって盛り付けるとなんとなく南米っぽくていいなと個人的には思いました。
最後はみんなで記念写真を撮って終わりました。地球の裏側の国の料理を知るというのはなかなかない体験だったのでとても新鮮な経験でした。
実は先生が年末年始にかけてブラジルに帰られるそうなので、次回のブラジル料理教室はおそらく2月頃になりそうです。
日程が決まり次第ホームページや公式LINEにて告知させて頂きます。人気クラスなので今後要チェックです!
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