ウズベキスタン料理キャンペーンページ
先日、「ウズベキスタンってどんな国?」「料理は美味しいの?」といった疑問を生徒さんから頂きました。
確かに日本人からしたら「ウズベキスタン」って馴染みがない…
「◯◯スタン」みたいなおんなじような名前がいっぱいあった気がするし紛らわしい…
今回はそんな疑問にお答えするために特集ページを作りました!
ウズベキスタンってどんな国?
ウズベキスタン共和国は中央アジアにある国で元はソ連の構成国でもありました。「2重内陸国」という内陸国に囲まれた内陸国で、海の幸とはあまり縁がありません。
その代わりウズベキスタンはシルクロードの中継地点にあるという地理的な特徴から、ヨーロッパや中国、中東などの文化が混じり食文化は大変発達しております。
ちなみによく「◯◯スタン」という国名を見かけますが、あの「スタン」というのはアラビア語で「国」という意味なのだそうです。「ウズベク」というのは「自身が主君」という意味なので「ウズベキスタン」とは「自身が主君の国」という意味なのです。
首都はタシュケントという都市で東側にあります。ドナ先生もタシュケント出身だそうなので、比較的都会っ子ですね。そして第2の都市がサマルカンドという都市です。日本の京都と同じでサマルカンドも古の都として知られております。
サマルカンドといえば写真のような、鮮やかな青色のイスラム調の建物が特徴的です。日本のテレビゲーム「ファイナルファンタジーX」に出てくる古の都「ザナルカンド」は「サマルカンド」がモチーフとなっているとも言われております。
また、ウズベキスタンの女性はとっても美女が多いことでも知られております。もちろん、ドナ先生もとびきり美人の先生です。
写真の画像は筆者がたまたま説明用に保存していたところドナ先生から「この人はウズベキスタンの有名な女優ですよ」と教えて頂きました。日本で言う石原さとみくらいでしょうか?知らず知らずに美人中の美人の写真を使っておりました笑
また、ウズベキスタンでは海の幸が取れない代わりにスイカやメロンがたくさん獲れます!日本に比べると信じられないくらい安い値段でスイカやメロンが食べられるんですよ♪
それからウズベキスタンはイスラム教がメインの国なのですが、他のイスラム教の国に比べてゆるめです笑
人にもよりますがスカーフで顔は巻かずノースリーブで歩いてたり、普通に豚を食べたりする方もいらっしゃるそうです。また、お酒も厳禁かと思いきや「ウズベキスタンワイン」なるものもあるそうで、とっても美味しいそうです。
そして特筆すべきはウズベキスタンはとっても親日国なんです。
第2次世界大戦で敗戦して強制移送された日本兵たちが、当時のウズベキスタンで大変丁寧に作り上げた劇場が「ナヴォイ劇場」として知られており、ウズベキスタンに大地震があった際もこの日本人が建てた「ナヴォイ劇場」は頑丈で貴重な避難場所としてウズベキスタン人の命を救ったそうです。
こういったエピソードからウズベキスタン人は日本にとても良いイメージを持ってくれております。
ウズベキスタンの料理って美味しいの?
誤解を恐れずに言うと「他の国よりも美味しい」です。
筆者もこれまでウズベキスタンの料理を何品も食べてきましたが、ハズレが1つもないのがウズベキスタン料理の特徴なんです。正直どれも美味しくて安定感があります。
小麦粉を使った料理も多いですがお米を使った料理もあるのはシルクロードの中継地点であるという地理的特徴からでしょうか。日本人の口にもとっても合うんです。
そしてそのどれもが日本人にとっては珍しく、習っていてワクワクします。トルコ料理は世界3大料理に数えられたりもしますが、そもそも中央アジアの料理はどこも美味しいんです。
そんなドナ先生のメニューをいくつかご紹介します。ちなみにお写真はすべてドナ先生が作ったものです。
まずは「サムサ」です。インドにも「サモサ」という料理が存在しますが、ウズベキスタンのサムサは何重にも重なったサクサクのパイ生地が特徴です。
バターがたっぷり練り込まれたその生地は口に含むと芳醇な香りとサクサク感が口いっぱいに広がります。
牛肉とポテトで出来たたっぷりの餡もジューシーで美味しいです。これまでウズベキスタン料理のレッスンを開催してきましたがサムサはおそらく一番の人気だったと記憶しています。作るのにもコツがいるのでぜひ一度習ってみて欲しいです。
続いてウズベキスタンの国民食「プロフ」です。日本の「ピラフ」のルーツはこの辺りにあるとも言われており、ドナ先生の好物でもあります。
ウズベキスタン人は日常的にこのプロフを食べるだけでなく、結婚式などの大事なお祝いの時にもプロフを食べます。
信じられないほどたっぷりのニンジンを牛肉、これまた信じられないほどたっぷりのサラダ油と一緒に煮込んだエキスを使ってお米を炊き上げます。野菜と肉のたっぷりのエキスが染み込んだライスにクミンの風味が香ばしくとても美味です。日本人の口にもとても合います!
最後にデザートの「トシュコチャパイ」をご紹介して終わります。「トシュコチャ」とはウズベク語で「石造の街」という意味だそうです。すなわち「石造の街」のようにクリスピーなパイという意味になります。
生地の編み上げ方にコツがあり、上手に編み上げることでそのサクサクの食感が生まれます。中にはたっぷりのベリーを入れると美味しく仕上がります。
そんな親日国で先生も美人で優しい、料理は抜群に美味しいウズベキスタン料理、習ってみたいと思ったのではないでしょうか?
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